ここではブルーパドルのWEB制作の考え方をご紹介します。
WEBサイトを、どの会社に依頼しようか検討中の方は、以下の「WEBサイト5つの集客方法」を参照ください。
ブルーパドルの得意なWEB
WEBサイトをつくっても、集客できなければ意味がありません。だからサイトを作るときは、どうやって集客するかもセットで考える必要があります。
私たちはこの中でも「バズ・ニュースから集客するWEB」と「世界観があるWEB」が得意な会社です。
1:バズ・ニュースから集客するWEB
「ブランドを好きになってもらいたい」「競合が多すぎて、SEO対策やネット広告では無理」。いろんな理由から、SNSバズやネットニュースから集客するのが最適解の場合もあります。ただSNSのバズは再現性がないため、あまり皆やりたがらない領域です。
私たちの強みはここにあります。WEB制作を得意としながら、戦略も立てるし、商品企画もやるし、PRでニュースもつくるし、狙ってSNSで話題もつくります。
ブルーパドルのWEB事例は、この難易度が高くて皆がやりたがらない、「話題づくりからの集客」が多いのが特長です。
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●事例:「約束のよなよなエール」の場合
このWEBサイトの目的は「タイムカプセルの応募を増やすこと」。SNSで話題化させつつ、サイトに来た人には応募フォームへの導線を太く設計しました。
ただし、企画理解がなければ絶対に応募ボタンは押してくれないため、漫画で説明するなどの工夫をしました。
●結果:3時間で達成!
このサイトは、なんと公開して3時間で、目標の2000個の応募に達しました。あまりの反響に、追加生産が決まったほどでした。
このように、ブランドを好きになってもらったり、ファンを増やす施策は、SNSで話題化して集客するのが効果的です。
ただし、無鉄砲にSNSバズを起こして、狙いたいターゲットじゃない集客しても、結果につながりません。
ターゲットのインサイトを突く企画と表現。そこからWEBサイトでの目的達成に導くまでの、体験設計をする必要があります。
他にも、アルトタスカルという子供服ブランドサイト、ボードゲームホテル、少し変わった喫茶店、不思議な宿など、たくさんの実績があります。どれも、SNSやニュースからの集客を狙ったサイトで、成功をおさめています。
●サイト制作をしない場合
またWEBサイト制作を依頼されても、WEBサイトを作らない提案をすることもあります。ブランド認知を上げるなら、インスタやtiktokを頑張った方がいい場合もあるし、SNSがうまい社員を採用することに集中した方がいいかもしれません。
医者に例えるなら、薬(WEB制作)を渡すことありきの診療所ではありません。
運動や漢方、友達をつくるといった、別の解決策まで考え、時には何も作らないという選択肢まで持つのが、ブルーパドルの特長です。変なWEB制作会社ですね。
2:らしいWEB|世界観があるWEB
もう1つご依頼が多いのは、そもそも集客をがんばる必要はないけど、来てくれた人に世界観・情報をうまく伝えたい場合。
ファンがいるブランドサイト、特定の人だけが来てもらえば良いコーポレートサイトなどが当てはまります。
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●事例「オカキン」コーポレートサイト
有名なコピーライター岡本欣也さんの場合、WEBでの営業はあまり必要ありませんでした。それよりも、オカキンさんらしいWEBサイトをデザインすることが大切でした。
そこで、コピーライターらしく、言葉しかないWEBをつくりました。コピーの博物館のように、言葉だけが並ぶサイトです。
でもそれだけだと、少し味気ないため、あまり意味はないけど洒落としてサイトのトップに、オカキンさんの言葉をつかったプログラミングアニメを追加しました。
しかし、なんと…この演出をつくるのに1ヶ月以上の時間を使いました。私たちは、目的達成のWEBづくりを大切にしてるため、無意味にアニメ演出を入れることを嫌います。
人は素敵なアニメ演出ではなく、情報を見に来ているため、なるべく最短で情報にとどくデザインを大切にしています。
しかし一方で、目的が「世界観づくり」の場合は、とことん細部まで作りこみます。必ずしも必要ではない「洒落」だからこそ、しっかり作る。かっこいい会社ですね…。ここの想いについて、詳しくは「らしいWEB」という記事をご覧ください。
3:変なWEB
また、ブルーパドルでは変なWEB表現を研究して、いろんなWEB作品もつくっています。「時間とともに劣化していくWEB」や「世界で最も小さなサイト」「すごいWEB」など、大きな話題になったり、文化庁メディア芸術祭などのアワード受賞作も数多く頂きました。これらの実験は、コーポレートサイトやブランドサイトを作るときにも、活用されています。