着て洗えるセンサー「e-skin」
着て洗えるセンサーが秘める可能性
Xenoma Inc.は「e-skin」という伸縮性のある生地に身体の動きを認識するセンサーを埋め込んだ洗えるIoTシャツの研究と開発・製造を行うスタートアップ企業。そんなXenomaさんが2017年のCESに出展するということで、プロダクトのデモンストレーションのためのコンテンツを制作したいという依頼を受け、展示の企画から制作をさせていただきました。
e-skinに配されたセンサーは、腕の曲げ伸ばしはもちろん、体のねじりや呼吸時の胸の膨らみなど様々なデータが取得できるプロダクト。取得できるデータは色々と活用できる可能性のあるプロダクトですが、
「音楽に合わせて動くのが本来のダンスだけど、動きに合わせて音がなったら、気持ち良いのではないか。新たな感覚が得られるのではないか。」
「エクササイズ時の運動に合わせて音がどんどん盛り上がったりしたら、いつもより運動が楽しく続けられるようになるんじゃないか。」
という着想から、僕らはそのデータを使って、動き(運動やダンス、体を伴うコミュニケーション)を拡張する表現にフォーカスしたコンテンツの制作を行いました。
制作は、海外でのインスタレーションや展示の経験豊富なDaisyさんが実装、プログラミングを担当し、音の制作とディレクションをOysterの高橋さんが行いました。
e-skinは「CES 2017 イノベーションアワード」のウェアラブルカテゴリーで受賞もし、展示会場では元NBA選手のシャキール・オニールから取材も受けていたようです。
e-skinは今後、ヘルスケア系はもちろんVRなどのコントローラーとしての活用も期待できるプロダクトです。デモンストレーションやコラボレーションなどのご相談ある方はお気軽にお問い合わせください。
- Client
- Xenoma Inc.
- Credit
-
Producer:Xenoma Inc. 網盛一郎
Dancer:Xenoma Inc. 富取祐香
Project Manager:小西亮平
Engineer:Daisy Inc.
Sound / Sound direction:高橋琢哉
Planner / Director:深津康幸
- Media
-
SENSORS
digitalhealth.net - Award
- CES 2017 イノベーションアワード ウェアラブルカテゴリ賞 受賞