Sound of TapBoard
タップダンスの音を変える
タップダンスは、タップシューズとともに成熟してきたダンスであり、音楽です。
もしタップシューズの音が違うものであったら、タップダンスはどのような表現になっていたのでしょうか。このような仮説から「音」に着眼し、タップダンスをハックしました。
この装置は、タップを踏むとさまざまな音を奏でるタップボードです。タップシューズでのタップダンスは軽やかなスタッカートが特徴的ですが、このタップボードでは、タップの音を楽器・電子音・機械音・動物の声などに変化させ、タップシューズでは出しえなかった伸びやかな音を奏でることができます。
http://tap-board.nezihiko.com/


タップ音が変わると、ダンスが変わる
タップの音が変わることにより、タップダンサーの表現にも自然と変化をもたらせます。
例えば蝿の音では、優雅でなめらかな動きになり、電子音では、素早いダンスになります。このようにタップの音を拡張したことにより、タップダンサーは今までとは違う表現を追求できるようになりました。
この作品はArt Hack Day 2015で制作され、サービスプロダクト部門グランプリを受賞しました。展示では、来場者がこの装置を体験をできるようにしました。
- Credit
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Planner / Desginer:佐藤ねじ
Engineer:水落大、中農稔、池澤あやか
Dancer:米澤一平
撮影:土田裕介
- Media
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●県北芸術祭2016
●engadget
●MdN - Award
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YouFab global Creative Awards 2015:入賞
Art Hack Day2016:プロダクト部門グランプリ