佐藤ねじの著書「超ノート術」が発売中!

  • 2016.11.1
  • RELEASE

2016年10月14日に佐藤ねじの初めての単行本「超ノート術」が日経BP社から発売されました。デザインの本や作品集ではなく、ビジネス書です。

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ノート術+発想術の本

この本は、僕のノート術+情報収集+集めたメモからの発想習慣についてまとめた本です。どういう思想でノートをまとめるといいのか、アイデアはどう集めていくのか、デジタルとアナログはどう共存させるのかなど、ノートを中心にして、リアルな使い方をまとめました。具体例も多く入れて、なるべく読んだ方にイメージがしやすいように心がけました。

嶋浩一郎さんに学んだ1軍ノート

本の中では、1軍ノートという考え方が出てきます。これは、博報堂ケトルの嶋さんが提唱したノート術です。嶋さんと書き方は違いますが、1軍ノートの考え方を取り入れてから、僕のノートの取り方は大きく変わりました。ぜひとも、嶋さんの本は一度読んでおくことをオススメします!

嶋浩一郎のアイデアのつくり方
嶋 浩一郎
https://www.amazon.co.jp/dp/4887595301

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72dpiのアイデアと、360dpiのアイデア

エバーノートやiPhoneのメモ帳などで、アイデアなどメモしているけど、紙のノートは全然使わないという方は意外といらっしゃいます。もちろんそれで十分うまくいってる方も多いとは思いますが、デジタル+アナログが僕はオススメです。

というのも、デジタルツールだけだと、思考を深く詰めていくとき、どうしても窮屈なのです。マインドマップのアプリなどもありますが、紙の方が断然早い。デジタルだと解像度72dpiの思考しか持てず、紙なら解像度360dpiのアイデアになる感覚…。紙をメインにして発想してる方なら、わかっていただけるのではないでしょうか。

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2軍ノートの一部を抜粋。アイデアはピンク、タスクは緑、ポイントは青色でマーキング。こういうルールつけておくと、あとで見返すとき早いです。

見返して楽しいノート

デジタルメモはスマホでいつでも見られる良さがあり、それもとても重要です。ただ紙のノートは、いろんな無駄な情報や気軽にイラストをつけられるので、アイデアメモを見返すときも、デジタルメモよりも楽しいんです。楽しいから、脳が動き、発想もしやすくなります。だからデジタルだけでメモをまとめてる人は、そのメモの中のベスト版を1軍ノートとして、紙にまとめてみるのもオススメです!

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1軍ノートは、イラスト付きでグリッドでまとめる。同じフォーマットにすると、見返しやすくていい。

ノートの発想の過程

個人的には本の後半がオススメです。具体的にノートでどういう過程で発想していくかをまとめています。なかなか具体的なテーマで、脳の中の思考の順番を説明していってる本がないので、そこを少し書けたのは楽しかったです。

また別の機会があるなら、ぜひノートの詳細や、発想の過程などをもっと掘り下げて、詳しく解説した本も面白いだろうなと思いました。

ぜひ、書店やamazonで手にとってみてください!

超ノート術
佐藤ねじ
https://www.amazon.co.jp/dp/4822251802

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