【まとめ】ブルーパドルさん、設立して2年経ったけど何やってたの?
- 2018.07.17
- BLOG
ブルーパドル2年目の仕事・作品をまとめました
ブルーパドルは2018年7月で、設立して2年になります。
2周年を区切りとして、仕事まとめをしました。2年を経て、かなりコンテンツの数は増えてきました。大きく分類すると
●1:変なWEB
●2:〇〇さんらしいコーポレートサイト
●3:こどもコンテンツ
●4:広告
●5:プロダクト
●6:インスタレーション
●7:デバイス
●8:音楽
●9:R&D(外部に出ない企業研究開発)
という区分けが、僕らの領域となります。長い記事になりますが「2017.7—2018.7」までの1年の事例をまとめましたので、ご覧ください。
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1:コードコーヒー
プログラム言語のコーヒーを作りました。C言語からGO言語、Swiftまで、8種類の言語の味を定義しました。マクアケで募集し、公開初日で目標額を大幅に達成できました。2018年8月末まで募集しております。
2017年はWEB作品が主でしたが、今年からこういったプロダクトや、空間展示ものも、僕ららしい方法で拡げていこうと考えています。
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2:5歳児が値段を決める美術館
こどもが4歳から5歳のあいだに作った作品を、こどもが決めた値段で販売するECショップです。152円から1億円や無量大数円まで、個性的な値段がついてます。去年発表し、テレビ・ラジオ・各種ネットニュースなど、多くのメディアに取り上げていただきました。
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3:みんなの編集(メイク)で変化する恋愛漫画
恋愛漫画をハックするWEB漫画。
こんな感じで、キスの距離を調整したりできます。そして、みんなが設定した投票に応じて、リアルタイムにオチが変化していきます(現在は、2つめのオチになってる)。https://t.co/mzrAvaXLE0 pic.twitter.com/62eIq4TfId
— 佐藤ねじ(ブルーパドル) (@sato_nezi) 2017年10月2日
資生堂さんのINTEGRATEのPRコンテンツ。主人公の表情、キスの距離、漫画の結末など、コマの一部を自分好みに編集できます。編集結果はリアルタイムで集計し、いちばん人気のストーリーを随時更新される、変化し続けるWEB漫画です。
WEB漫画はたくさん生まれてきましたが、縦スクロールに積むだけで、あまりWEBの技術と結びついていないものがほとんどでした。それでも面白ければもちろんいいのですが、もっとWEBとつながることで面白くなる表現があるのではと考えていました。資生堂さんのお仕事では、その1つの試みとして、いろいろチャレンジさせていただきました。
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4:KAJA DESIGNコーポレートサイト
http://web-media.blue-puddle.com/time/
建築会社のKAJAさんのコーポレートサイトをフルリニューアルしました。とにかくKAJAさんの建てた家の魅力が伝わるよう、リゾート雑誌のように写真・言葉・その見せ方を工夫して、丁寧につくりました。今期のコーポレートサイトの中で、一番規模が大きく、時間もかけたお仕事です。
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5:〇〇さんらしいコーポレートサイト
http://rashisa.blue-puddle.com/
最近、増えてきたブルーパドルのコーポレートサイト制作のまとめサイトです。「その企業らしさ」を抽出し、企業のアイデンティティを、WEBのUIや演出にねりこんでいくサイトづくりを得意としています。変なWEBも多くつくっているので、「変ではないWEBまとめ」という分類をしています。
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6:館内放送GIG
https://blue-puddle.com/wordpress/works/gig
六本木アートナイト2017出品作品。館内放送をハックして、アナウンスのお姉さんの声で、変なセリフをいろいろ言ってもらう、GIG(ライブ)を行いました。「Say Ho!」を、館内アナウンスっぽく言わせたり、阿弥陀如来が現世にいないということを、「70億万人の迷子がいるので、阿弥陀如来様、お問い合わせセンターまでお越しください」と放送してもらったり、ミッドタウンでいろいろ遊びました。
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7:EIGHT名刺
https://blue-puddle.com/wordpress/news/eight_meishi
現代の名刺の多くは、すぐにEIGHTにスキャンされてしまいます。「だったら」ということで、ブルーパドルの名刺は、EIGHT対応にしました。名刺だとトリミングされた不思議なデザインですが、EIGHTで見ると、絵柄が完成します。さらに、その画面を社員ごとに個性的な情報を載せるようにしました。競馬予想、尿酸値、アイデアメモなど、わざわざ見に来てくれた人へ、情報価値があるようにしています。
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8:画面を超えるWEB
http://web-media.blue-puddle.com/screen/
リアルな「蚊」を画面の上に配置すると、それが映像なのか、本物なのか曖昧な感じになります。その仕組みを利用した、不思議な記事をつくりました。お気に入りの記事です。
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9:痩せるWEB
http://web-media.blue-puddle.com/diet/
ライザップのサイトと、このサイトをブラウザ移動で交互に、反復横飛び移動していると、サイト内の文字がどんどん痩せていく記事です。
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10:濾過スタグラム
濾過スタグラム、別動画。https://t.co/dztzasylhk
フォトショで写真を合成して、レイヤーをつけたり消したりして遊んでいる時の制作中にしか味わえない楽しい感じです。 pic.twitter.com/uSVYIEk0lk
— 佐藤ねじ(ブルーパドル) (@sato_nezi) 2017年10月14日
https://blue-puddle.com/wordpress/works/rokastagram
GRAND KIRINのPRコンテンツとして製作しました。ビールのように、写真や文字を濾過(フィルター)される、不思議なWEBサイト。いろいろなプロフェッショナルな方々と、撮影・合成を駆使して製作しました。
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11:シチズン、こだわりの耐久実験
http://citizen.jp/attesa/special/frozen-gray/special.html
シチズンさんのお仕事で、書き時計作家、鈴木完吾による世界で唯一の機械仕掛けの耐久試験装置を制作しました。約60年前に、ヘリコプターからの空前の耐久実験を実施したシチズンさんが、半世紀を経て、新しい耐久実験を行う試みです。
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12:授業AIアシスタント「Josyu」
授業中の音声をデータ化して、新たな活用法を提案するAIアシスタント「Josyu(ジョシュ)」の企画制作をお手伝いしました。過去にも「Kocri」や「ワイード」のお仕事でお世話になっている、黒板メーカーのSAKAWAさんのお仕事です。
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13:ゴジラvsバズラ
https://blue-puddle.com/wordpress/works/buzzla
2017年11月公開の映画アニメゴジラのPRとして、ネットのバズを全部にゴジラにぶつけるWEBキャンペーンを企画・デザイン・実装させて頂きました。映画公開の2週間前から映画公開日までの限定企画で、そこまでにゴジラを討伐できるのか?という企画です。
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14:富士山モバイル
https://www.libmo.jp/campaign/fujisanmobile2018/
格安モバイルLIBMOさんのPRコンテンツとして、「富士山モバイル」という新しい製品を期間限定で発売しました。「富士山なのに、高くない。」というキャッチのもと、富士山をモチーフにして、格安モバイルを分かりやすく説明したり、富士山を活かしたPRコンテンツなどを作成しました。
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15:ワークスタイリングアプリ
三井不動産が手がける法人向け多拠点シェアオフィス「ワークスタイリング」の会員向けアプリ製作をお手伝いしました。UIデザインをGUILDの奥田さんと小玉さんとともに、弊社の深津で製作させていただきました。
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16:異世界の見積書
もしも妖怪や童話の世界に「見積書」が存在したら?竜宮城の宿泊費、ろくろ首のマッサージ代など、「変な見積もりメール」がのぞき見れるサイトです。見積もりサービスのCLOUD PAPERさんのPRコンテンツとして製作しました。
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17:Huuuu
バーグハンバーグバーグを独立し、「ジモコロ」や「BAMP」の編集長をつとめる柿次郎くん。彼が主催する編集会社「Huuuu(フー)」のコーポレートサイトを制作しました。
サイトコンセプトは「風に揺れる WEB」。社名の「フー」の意味でもある「風」。様々な記事によって「風の噂」を起こす。メンバーが「風」のように全国を飛び回る。などの意味がかかっています。スクロールすると風が吹きあげ、記事や文字がゆらゆらと揺れます。また「流れる文字(ビッグマーキー)」や写真の使い方も工夫して、Huuuuらしさを描きました。
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18:人情のWEB、タクシー会社「互助交通」
タクシー会社「互助交通」の、人材募集を目的としたサイトを制作させていただきました。
下町にあるこの会社は、歴史と人情があふれる会社です。しかも、ロンドンタクシーや、痛車タクシーなどを走らせる、ちょっと変わったタクシーを考えるユーモアな会社でもあります。人情・昭和・ユーモア。まるで「フーテンの寅さん」のような会社だな…と惚れてしまいました。
そこで、サイトコンセプトは「寅さんみたいなWEB」としました。
古いということをむしろポジティブに変換。社風のわかる写真を全面に押し出しました。また、サイトの言葉づかいを「べらんめぇ」口調にして、丁寧に語りました。さらに今までバラバラに散らばっていた情報を集め、よっぴーさんやカメントツさんなどの漫画記事、メディア露出記事なども集めて整理しました。「1ページで互助交通の魅力が分かる」トップページを目指しました。
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19:広和
不動産広告のソリューションデベロッパー「広和」さんの、コーポレートサイトをリニューアルさせていただきました。
創業から半世紀以上、日本の不動産広告を支えてきた歴史ある会社です。これから不動産を取り巻く「住まいと暮らし」の世界がどう変動していくか、そのVISIONを示す必要がありました。
そこで、サイトコンセプトは「時をかけるWEB」。
コーポレートサイトのTOPは「現在」の情報を出していますが、「過去/未来」のボタンを押すと、 WEBがタイムスリップするという仕掛けです。その演出を通して、広和が時代とともに歩んできた歴史ある会社であることや、未来に対してのVISIONを示しました。また下層ページでは情報を整理し、広和のブランドカラーを用いて、分かりやすいWEBを目指しました。
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20:6歳ラジオ
https://voicy.jp/channel/670/17517
毎年製作する息子シリーズの6歳バージョン。VoicyというラジオSNSで、子供がパーソナリティの先生として登場し、大人の悩みに答えるラジオ番組を作りました。(現在も、不定期放送中)
公開してまもなく、癒しのラジオとして、Voicyで人気になりました。職場にどう馴染んだらいいかといった悩みに対して、「覚悟と勇気をもてばいい」など、まっすぐ断言する様子に、元気づけられる大人が多数。また、日々成長していく時期なので、ラジオの放送を通して、その思考の成長が記録できるところが、作品的には面白さだと考えています。
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21:株式市場キッズ
こどもに将来の夢を聞くと、生き物の研究をしたい、ロボットを作りたい、と自由な想いを語ってくれます。 こども達が考える株式会社は、どんな会社になるのでしょうか? 3名のこどもにインタビューをし、架空の会社を考えてもらいました。 そして、それを「こどもの会社しか存在しない株式市場」という形で、WEBサイトにまとめました。大人の株式市場「マザーズ」と違い、こども株式市場「キッズ」で金銭は発生しません。株価は、みんなの応援で変化します。 まるで、元気玉のように、みんなの応援が集まることで、グラフが変化していきます。
株を楽しみながら学ぶメディア「俺株」さんのPRコンテンツとして制作しました。
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22:お年玉契約書
https://twitter.com/sato_nezi/status/947672141348061184
ポチ袋の新しい形を考えた結果、こどもと、お年玉契約書を結んでみました。今年1年の目標(鼻くそほじらない等)を話し、子供のサインをもらってから、お年玉を支払うというものです。
お年玉をきっかけに、契約書=今年の目標を立てる習慣をつけてもらう狙いがあります。
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23:引き抜きジェンガ
「引き抜きジェンガ」
企業ビルに見立てたブロックから、人材を引き抜いていくリクルート玩具。あまり引き抜きすぎると倒産します。 pic.twitter.com/aRK1Wmj0ju— 佐藤ねじ(ブルーパドル) (@sato_nezi) 2018年1月26日
今年、Twitterで拡散した引き抜きジェンガ。もうすぐ、こういったプロダクトものをまとめた「変なプロダクト」まとめを、サイトにして公開する予定です。
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24:夕日ライト
時間とともに色が変わり、沈んでいくライトです。夜になると、月ライトが光ります。
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25:真夜中のミッドタウン
六本木アートナイト2017出品作品。深夜1時から5時までの東京ミッドタウンに侵入し、非日常な体験をしてもらう体験型作品です。情報の一部しか見えない楽しさ/怖さを体感してもらいました。ボドゲの仕組みを、アート作品に転用させ、不思議な作品に仕上がりました。
サイトも面白いUIができました。
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26:あったか〜い手紙
http://hot-letter.blue-puddle.com/
心がこもった「あったかい手紙」ではなく、物理的に「あったか〜い手紙」を作りました。ホッカイロで。
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27:PSD採用
https://www.wantedly.com/companies/blue-puddle/post_articles/84582
PSDファイルを配布して、そのファイルの謎を解くと一次面接突破できるという、PSD採用を実施しました。実際にこの採用で、ブルーパドルのことを知って、あけたらしろめが応募してきてくれて、現在活躍しております。
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28:会社の窓を、スマホ対応
https://blue-puddle.com/wordpress/news/window
ブルーパドル社(渋谷オフィス)のドアが、ちょうどスマホみたいな比率をしていたので、スマホサイト対応しました。下についてるシェアボタンをタップすると、シェア画面がちゃんと立ち上がります。ただ、OSは、プログラムではなく、人間の「OSsan(オッサン)」なので、反応が遅いことがしばしばあります。
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29:アレクサスポーツ
「アレクサが音声認識したらゴール」というルールで、AIスピーカーアレクサを使ったスポーツを、いろいろ試してみました。「ビーチフラッグ」「砲丸投げ」「流鏑馬」「スポーツかくれんぼ」の4つを実施しました。
3月から週1回のペースで、ブルパハッカソンとして、いろんな技術の新しい使い道・表現を探すやつを試してます。その1つとして実施しました。
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お仕事、お気軽にご相談ください
ブルーパドルでは、これからも小さくても新しい表現を模索しながら、いろんなものを作っていこうと思います。
何か僕らがお役立ちできそうな事がありましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。
●1:広告/PRコンテンツ
●2:コーポレートサイト
●3:「空間や物」×「テクノロジー」
●4:こども系の仕事
お仕事では特に、この4つを得意としております。