JDNコラム #4『「コンテンツの賞味期限」発想法』
- 2017.06.5
- MEDIA
こんにちは、佐藤ねじです。2017年1月より、デザイン情報のポータルサイト「JDN」で、月一のペースでコラムの連載をしております。僕が愛用している発想法を、事例を交えて紹介していくシリーズです。
賞味期限の発想法
第4回目は大好きな賞味期限の発想法の話です。
詳しくはこちらから。
https://www.japandesign.ne.jp/column/bluepuddle-201706/
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以下抜粋
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発酵するかもしれない
納豆がこの世界になかったとき「腐った大豆→ゴミ」として捨てられていたはずです。しかし、誰かがこの糸を引いた豆うまいぞ!と発見したのです。すごいポジティブシンキングですよね。
納豆のように、これまでにヒットしなかった無数のコンテンツも、まだ実は発酵段階にあるのかもしれません。
コンテンツの賞味期限
一方、アートの世界で、リリースして1週間で作品の良し悪しをジャッジするということは、ほとんどないと思います。一概には言えませんが、長く残ることを前提にしているものがたくさんある。少なくとも、今年の流行に追われて作品をつくるようなことが主流ではないと思います。それに対してデジタルコンテンツは、数週間先くらいまでのことを考えて作られているような気がします。
これはどっちがイイ悪いという話ではなく、作品の評価にはリリースしてからの時間が関係しているということです。僕はこれを「コンテンツの賞味期限」と読んでいます。
この賞味期限をいじることで、新しい作品の視点ができるのでは。みたいな話を書いています。
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