【イベント】六本木アートナイトに出品

  • 2017.10.1
  • RELEASE

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1980YENチームと、てっぺいさんチームの2チームで、2つの作品を六本木アートナイトに出品しました。

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1:館内放送GIG

館内放送をハックする

六本木アートナイト2017に、イチキュッパとして参戦。ミッドタウン内の館内放送をハックして、あの「お姉さん」の声の放送で、GIG(短いライブみたいなもの)を流しました。

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1:セイホウのお知らせ

例えば、ライブでよく言う「Say HO!」とアーティストが投げかけると、オーディエンスも「HO!」と返す、お約束的な掛け声。これを館内放送のお姉さんのゆっくりしたトーンで再現しました。テンションは一定のあの声で、ただ淡々と「セイホウ」をお知らせ。しかし、現場ではたくさんの通行人がノッてくれました。

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(SE)ピンポンパンポーン
(アナウンス)セイホウの お知らせを いたします
みなさま お手をあげて 体をゆらしてください

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(アナウンス)セイホウ
セイホウ
おさわぎくださいませ

2:迷子のお知らせ

現代は、如来がいないため世が乱れています。京都の広隆寺の弥勒菩薩像が有名な弥勒菩薩は、次の如来候補として期待されており、これから56億年先に自分が如来になったとき、どうやって世界を救うか考えております。下記はその考えるポーズです。つまり、いま世界で最も重要な「迷子」は如来なのかもしれません。そんな想いから綴ったのが、迷子のお知らせ「如来編」です。

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(SE)ピンポンパンポーン
(アナウンス)迷子のお知らせをいたします。
極楽浄土からお越しの、阿弥陀如来さま。
極楽浄土からお越しの、阿弥陀如来さま。
74億人以上の人類の皆様が、迷子になっております。
サービスカウンターまでお越しくださいませ。
(SE)ピンポンパンポーン(終わりの音)

リアルな商業施設で、突然阿弥陀如来の迷子のお知らせが流れるので、何も知らない通行人の方は、困惑したことと想像します。

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ミッドタウンの館内放送をハックして、そこでライブをするという企画。1980YENで参加。ライブでよく行う「Say Ho!」の叫びを、館内放送の声で「セイホウのお知らせ」として発するなど、シュールな作品です。
https://blue-puddle.com/works/gig

OGP

真夜中のミッドタウン

普段入れない場所に入る

六本木アートナイト2017出品作品。普段は入ることのできない深夜1時から5時までの東京ミッドタウンに侵入し、非日常な体験をしてもらう体験型作品です。夜中かつ人がいないミッドタウンの中で、どんなことが行われるのか…。少ない情報ながら、当日は深夜にも関わらずたくさんのお客さんが集まってくれました。

http://xxxxxxxx-xxxxxxxx.com/

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「ボドゲ×アート」情報の一部しか見えない楽しさ/怖さ

この作品は、情報の曖昧さ、一部しか見えない楽しさ/怖さを扱った作品です。端的にいうと「ボドゲ×アート」を組み合わせたようなものです。ボドゲの構造的な面白さを、アートイベントに持ち込むことで、ゲームとも体験アートとも違う質感を描こうと試みました。

個人的に、最近はボドゲに非常に興味を持っています。UNOやトランプ、人狼といった皆が知っているメジャーなカードゲームだけでなく、インディーズゲームとして非常にたくさんの種類が出ています。自分の持っている情報が全体の真実に対して、どういう状態なのか。それを推理したり、相手の顔色を伺ったり、様々な駆け引きをしていくことで、人間性が浮き彫りなり、非常にエキサイトします。

告知サイトでは、そのテーマを表現するため、サイトの一部にしか光が当たらず、断片的に情報を摂取するWEBサイトにしました。
http://xxxxxxxx-xxxxxxxx.com/
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「■■■の■■■を■■■盗め」

この作品は5人で1チームとして参加します。それぞれに「■■■の■■■を■■■盗め」と虫食いされたカードが渡されます。人によって「赤色の■■■を■■■盗め」と書かれていたり、「■■■の鞄を■■■盗め」と書かれているなど、情報が違うカードが渡されます。メンバーが協力して、自分の持っている情報を開示して、制限時間内に指示書のものを盗むことができたら成功となります。ただし、チームの中には何人かは不明ですが、裏切り者が紛れており、チームを撹乱させます。チームの中にユダが存在するこの仕組みは、人狼ゲームやインサイダーなど、犯人探しのゲーム構造と同じです。

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ただし、この作品はボドゲのように、何が正解かを解くための明確なクリアパターンは存在しません。ほぼ無理ゲーであり、メンバーの人間性(誰が信じられるか)という勘に頼るしかありません。

さらに答えがわかったとしても、真夜中のミッドタウンの中で、光を照らしながら、その物を探していく作業も必要になります。頭だけでなく、身体もつかわなければなりません。夜中の眠い中でそれらを行うので、参加者は皆、ナチュラルハイなテンションになっていました。

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ボドゲのゲーム性を壊す「3ゲーム目」

この作品は、指示書で何かを探すというゲームを3ターン行います。最初ドキドキしながら入ってきた侵入者たちも、2ゲーム目が終わる頃にはゲームに慣れてきて、ラスト3ゲーム目には安心して楽しむモードになっていました。

しかし、この3ゲーム目こそ、この作品の肝となる仕掛けがあります。実は2ゲーム目までは「裏切り者は誰か探すゲーム」なのですが、3ゲーム目には裏切り者が1人もいません。でも皆、疑心暗鬼の状態になっているため、裏切り者を探すことでゲームを進めます。さらに1名だけ「■■■の■■■を■■■盗め」という指示ではなく、「全員を信じろ。ただし、この記述を人に話してはいけない」という指示が書かれたカードが渡されます。この人は、裏切り者がいないという大ヒントが書かれているのに、その指示を言うことができないため、他のメンバーから裏切り者扱いをされることになります。つまり、冤罪が発生します。

ゲーム終了後、参加者はその事実を知ることで、ゾッとしたり、驚いたり、様々な反応を見せます。さらにガイドによって、最後の答え合わせで話しているその内容さえも「まだ誰かが嘘をついてるとミスリードさせる発言」を入れることで、参加者の疑心暗鬼は続きます。

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この構造は、まさに現代社会のあらゆるところで起きているものです、国際社会・政治・企業・学校・友達・家族に到るまで、みんな情報を開示してるといいながら、秘密のカードを隠しもっていたり、どこを信じて、どこを疑うのか、ボドゲのように駆け引きを行いながら暮らしています。親しい友人や長年仲良くしてきた夫婦や家族でさえも、言えない隠し事は持っているはずです。またSNSによって変に情報拡散が進んだことで、余計に疑心暗鬼の心は広がっているように見えます。

僕はこの「情報の一部だけ持っている」状態こそ自然だし、それを楽しんでいきたいなと思っています。真夜中のミッドタウンでは、その構造を「ボドゲ×アート」の形で表現しました。通常のボドゲではネタバレになりますし、ゲーム的には破綻しているため、こういうゲームが作られることはありません。この作品ではこうした、ボドゲの構造で楽しみつつ、そのゲーム構造を壊すことで、作品としてのテーマを表現しています。

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