空想レジデンス物語
童話・妖怪・空想世界の家を設計
リゾート住宅を設計するカジャデザインさんのPRとして、空想世界の登場人物たちの家を設計するという記事シリーズを制作しました。
桃太郎や妖怪、絵文字など変わった人からオーダーがあったとしたら、どんな家にするのか。という不思議な問いを、カジャデザインさんに本気で考えていただきます。
絵文字の家
第2回目の顧客は、絵文字さん。手足がない、”顔だけ”の方のための家。ドアの取っ手をつけることもできません。しかも、絵文字さんはたくさんの仲間たちと共同で住めるシェアハウスを希望してきました。このシュールすぎるお客様を相手に、カジャデザインはどんな家を設計するのでしょうか。
カジャデザインと共同で考えた案はこちらです。
外観：絵文字のチャット画面をモチーフに
白くて平らなお家は、チャットの入力フォームを表現しました。ドアの横には、文字を入力する際に点滅する青いバーも再現しています。
表情で操作できるユニバーサルデザイン
手足がないので、笑顔認証でドアが開くように設計しました。絵文字さんは表情がハッキリしているので、画像解析もしやすいと考えました。
大量の絵文字を収容
広いリビングでは、たくさんの絵文字たちがリラックスできます。
桃太郎の家
第１回目の顧客は、桃太郎さん。どうやら「鬼退治」で莫大な利益を得たようです。桃太郎と両親、家来のイヌ・サル・キジのために、カジャデザインが設計する家とはどんなものになるのでしょうか。
お婆さんが川に行くのでなく、家に川を持ってくる
もうだいぶ高齢になったので、毎日川まで歩かせるのも危険です。でもまた桃が流れてくるかもしれないので、お婆さんは川に行きたい。そこで、家に川を持ってくる設計にしました。
キジのための吹き抜け
桃太郎が仲間にしたイヌ・サル・キジの家来たちは動物です。人間が住むだけの空間では、彼らは窮屈なので、広々とした家を設計しました。
図面
架空の家ですが、カジャさんは、きちんと図面もひいてくれました。
空想世界の家を、本気で設計する様子
わざわざこんな変な企画のために、プロの設計の皆様が本気で、桃太郎の家について議論しておりました。企画を出しておきながら、この方たちは何をしているんだろう・・・と怪訝な顔で見てしまいました・・・・・。
このシリーズは、いくつか作ってみる予定です。ぜひ、ご覧下さい。
- Client
- KAJA DESIGN
- Credit
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Planner / Designer：佐藤ねじ
Writer：日野原良行
Architect：KAJA DESIGN
Engineer：橋本大和
Director：深津康幸
Adviser：氏田雄介