【受賞】KocriがACCインタラクティブ部門で、カテゴリー賞を受賞!
- 2016.09.29
- MEDIA
今年で56回目、歴史ある広告賞の一つである「ACC CM FESTIVAL」。デジタルコンテンツ・広告などを表彰するインタラクティブ部門の発表がありました。
その中で、佐藤ねじ・深津康幸が、前職カヤック時代に立ち上げ当初からずっと関わっていた、ハイブリッド黒板アプリ「Kocri」がカテゴリー賞(デジタル・ツール+ウェアラブル・デバイス賞)を頂きました。
ハイブリッド黒板「Kocri」
http://kocri.com/
Kocriとは何か?
Kocriは、老舗黒板メーカーのサカワさんとカヤックとの共同開発で生まれた、黒板と電子黒板のイイところを掛けあわせたハイブリット黒板アプリです。
教室にある黒板をそのまま使って、スマホアプリKocriをインストールしたスマホをプロジェクターのリモコンにして、写真、動画、図形、方眼紙や楽譜のようなガイドの線などをカンタンに黒板に映せます。他にも、スマホのカメラ機能で生徒のノートを撮影して黒板に映せる「どこでも書画カメラ」や、数ヶ月前の黒板に一瞬で戻れる機能などがあります。
電子黒板は、値段が高いことと、板書するのに時間がかかり授業が遅くなることもあり、なかなか浸透しません。そこで生まれたのがKocriです。実際に小学校へ授業を見学しに行き、先生が使いやすいデザインにしています。黒板への投影に最適化するために「白黒反転」の機能を搭載。投影にはApple TVのミラーリングを採用。これらの仕組みは特許出願中です。
東京ビッグサイトで開催した教育ITソリューションEXPOでお披露目し、高い評価をいただき、テレビ番組にも多数取り上げられました。発売後も、100年以上変わらない黒板の歴史を変えるために、アップデートを続けています。
Kocriの今後
Kcoriは過去にも、「グッドデザイン賞2015 BEST100」など頂きました。しかし、こういう賞という評価は嬉しいのですが、それよりも何よりも、もっと学校に実際に導入されていき、教育を面白くしていくことにこそ価値があります。
独立してKocriのプロジェクトから離れたため、現在は開発に関われていませんが、Kocriは仕事としてではなく、いち個人として、ずっと応援しています。もしこの記事を読んでKocriに興味を持った方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。Kocriメンバーをご紹介いたします!
2016 56th ACC CM FESTIVAL
http://www.acc-cm.or.jp/festival/2016fes_result/interactive.html
http://www.acc-cm.or.jp/festival/2016fes_result/craft.html