
1980YENライブ演出「PC画面をそのままVJ映像に」
多彩な音楽&アートユニット「1980YEN」
こんにちは、佐藤ねじです。2017年7月より、イチキュッパという音楽&アートユニットに参加しました。このバンドは、アルバムを出したりライブしたり音楽バンドとしての一面と、アートフェスでインスタレーションを発表するといったアーティストとしての一面を併せもつチームです。映像作家「くろやなぎてっぺい」、ミュージシャン「食品まつり」「ファストボーイ」、アニメーション作家&ダンサーの「シシヤマザキ」、レーザーやプロジェクションマッピングを得意とする「光戦士」、そしてウェブ&デジタル担当「佐藤ねじ」というメンバーで構成されています。世界観としては「日本の盛りカルチャー」をテーマにしつつ、メンバーの感性に従い、いろいろ作っています。

ネットサーフィンをVJに
僕自身は音楽を作ることも、楽器を演奏することもできません。これまでに4回のライブを行いましたが、そこではライブのブルーパドル。VJのちょっと変わった見せ方などに挑戦しました。普通VJは、VJソフトを使い、様々な格好良い映像を曲に合わせてつないで、ライブの背景を彩ります。一方、今回やったパフォーマンスでは、基本的にパソコンの画面をそのまま投影し、ウェブサイトを見たり、MacのFinderで画像を開いたり、そういった普段のPC操作の「動き」でVJをしました。 
●カニ:ウェブのスクロールでVJ
カニの歌では、楽天のカニページや、画像検索で表示した蟹を、画面スクロールや画面拡大などの動きだけでVJ。スクロールで頑張って、スクラッチのような効果を生み出します。

●ドミノピザを注文
ドミノピザのサイトを開き、実際に注文するという一連の行為を、曲に合わせて行うパフォーマンスです。実際に、ライブが終わる頃にドミノピザが届くので、毎回おおいに盛り上がります。

●全曲ちがうパフォーマンスを
その他にも、パワポのプレゼンのようにして歌詞を出すラップの曲や、スロットを使った即興ライブ、テキスト入力でラップ、FinderのクイックビューやYouTubeでミュージックビデオを流す手抜きVJなど、様々な趣向を凝らしています。

●レーザー演出
また光戦士による、レーザー演出も映えます。

ライブの様子
ちゃんと編集しているわけではない、荒い映像ですが、ライブの様子はこんな感じです。 ●ムーンライト伝説@月見ル君想フ:2017年7月3日 ●ササクレフェス@WOMB:2017年7月9日 ●日本デザイナーズ学院学園祭:2017年9月24日 映像アップ中 ●六本木アートナイト@スーパーデラックス:2017年9月30日 今後も、僕としてはイチキュッパを通して、ライブや音楽活動そのものブルーパドルを探していきたいと思っています。

Credit
- 企画+デザイン
- 佐藤ねじ、1980YEN
- 実装
- 橋本大和
- 映像
- くろやなぎてっぺい、シシヤマザキ
- レーザー
- 光戦士(吉川マッハスペシャル、浦島啓)
- 音楽
- 1980YEN
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